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2014年11月16日 (日)

「風立ちぬ」宮崎駿監督の夢と現実が入り混じる世界・・・

風立ちぬ [DVD]

風立ちぬ

2013年 日本映画

監督・脚本・原作: 宮崎駿

出演:庵野秀明
  瀧本美織
  西島秀俊
  西村雅彦
  スティーブン・アルパート

このたび、

宮崎駿監督がアカデミー名誉賞を受賞

という快挙がニュースになったこともあり、

そして 先日

「永遠の0」

を見たので、

零戦つながり、ということで、

この作品、見てみました

いい意味で予想を裏切られて、

とても印象深い映画になりました

映画を観る前は、

零戦の設計者である堀越二郎をモデルに、

堀辰雄の小説『風立ちぬ』のエピソードも取り混ぜた映画、

風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)

という程度の知識しかなかったので、

歴史もの?なのかな?

とぼんやりと思っていました

宮崎駿監督が、

今作を最後に長編アニメから引退宣言をしていたこともあり

宮崎アニメを見て育った私からすると、

最後は壮大なファンタジーがよかったな〜

なんて思っていたのですが、

見てみたら、やっぱりそこは宮崎作品でした

考えていたのと、全然違った〜

冒頭から、幼少期の堀越二郎の夢の世界が展開されて、

どこまでが夢でどこからが現実なのか、

見ているこちらもちょっと分からなくなってきます

しかも、ストーリーは堀越二郎の実際の人生に、

小説「風立ちぬ」が入り混じってくるので、

全体的に虚構と現実があいまいになっている・・・

はっきり言って史実に基づいたドラマでもありません

やっぱり「ファンタジー」と言っていいような作品ですね

青年期の二郎の声が庵野秀明さん

というのは話題になっていましたが、

この声もトリッキーでした

プロの俳優が滑らかに話す側で、

明らかに素人の、庵野さんの声・・・

最初は違和感を覚えて、その声が気になってしまったのですが・・・

なんでわざわざ、素人の庵野さんを配役したのか

と考えると、やっぱりそこでも、

完全に虚構の世界を作り出せる俳優さんの声に

明らかに虚構は作りきれない生身の人間の声を入れることで、

虚構と現実がここでも混ざり合っているのか

と思いました。

完全に空想の世界として作られた映画の中に、

現実の宮崎駿監督の人生と関わりのある、

庵野さんや、スティーブン・アルパートさんたちの

声が混ざり込んでしまっているんですね

だから、この映画というフィクションの世界全体に、

宮崎駿監督の人生が入り込んでいる

そうか・・・最後の作品だから、

自分というものを作品の中に入れ込みたかったのかな、

なんて思いました

そう考えると、物語の中で庵野さんが声を担当している

堀越二郎は、宮崎駿監督そのものなわけですね

宮崎監督が、自分の空想の世界をさまよっている、

と考えると面白い作りの作品だな、と思わずにいられません

そうなると・・・

飛行機作りに夢中になるあまり、

驚異的な性能の戦闘機・零戦を作り出してしまって、

国を滅ぼしてしまった、と劇中で言われている

堀越二郎に、自分を重ね合わせている理由は

これはよくわからないけど、

宮崎監督も画期的な作品で世界をリードしてきて、

でも日本のアニメはCGアニメに押されて勢いを失ってしまった、

ということと関係あるのかな

あるいは、宮崎監督の映画も「戦い」がでてくる作品が多いけど、

堀越二郎が戦闘機を作りたいんじゃなくて、

美しい飛行機を作りたかっただけなのと同じように、

美しい映画を作ろうとしたら「戦い」「戦闘機」だったのかな・・・

ナウシカも飛行機に乗ってるよね

ちょっとここらへんはよくわからないけど、

隠されたメッセージもありそうです

というふうに、いろんなことを考えさせられて、

いろんな角度で見ることができる作品に仕上がっていて、

やっぱりさすが宮崎駿監督だな〜

と、見終わって大満足でした。

あと、この映画のもう一つのウリは、

音響効果も全部人の声

というのがありましたけど、

これは言われてみないとわからないかな〜

でも、完全にリアルな音を再現するのじゃなくて、

たぶん、ここでも空想の入り込む余地を残したかったんでしょうね

宮崎監督はCGアニメに否定的で、

今作も手作りにこだわったらしいですが、

やっぱりCGだと細部までくっきりしすぎてしまって、

輪郭が曖昧な部分も残す絵の方が、

空想世界を表現するのに向いているからかな、

とも思いました

トトロが出てきそうな森とか、

あのおどろおどろしいところを表現するのは、

やっぱりCGだと難しいんでしょうね

今後はこういう人間の「空想の余地」とかが、

アニメーションの世界でも失われていってしまうのか

と思うと寂しく思います

せめて宮崎駿監督がまだお元気なうちには、

短編でもいいので空想豊かな作品をまた作って欲しいですね

↑「風立ちぬ」予告編特別フィルム

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アニメーション」カテゴリの記事

コメント

こんばんは~( ´ ▽ ` )ノ

トリッキーww 宮崎駿もなかなかのギャンブラーですな (笑)

おー!ナウシカ懐かしいw
子供の頃に見たものを大人になってから見るとまた違った見方ができていいかも? ヽ(´c_,`)ノフフ

昔、おもひでぽろぽろを見たときに「 なんじゃこりゃ 」と思った自分ですがw 今見たら (  ̄▽ ̄)・・・きっと同じ感想だろうな (笑)

カツテキさん、こんばんは

そうなんですよー宮崎監督がいろいろトリックしかけてる気がして・・・
だって、普通素人を声優に起用しませんよねっ
すごいギャンブラーです、ほんと

私も、ナウシカとか紅の豚をもう一度見直して、
何かヒントがないか探してみます

今気づいたんですけど…
私思い出ぽろぽろって、観たことないかも!!
やばい、宮崎アニメを語る資格なし〜( ;´Д`)

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