glee/ グリー 「ウエストサイド・ストーリー」のお勉強
大人気の海外TVシリーズ
glee / グリー
ここまで爆発的に人気が出たのには、
ストーリーが面白いのももちろんですが、
最新ヒットから過去の名曲まで幅広い選曲で、
グリー部の生徒たちがパフォーマンスを披露する、
というエンターテイメント・ショウという部分が大きいと思います。
つまりその分、観ている側も、元ネタとなる
名曲・ミュージカル・映画などを知らないと、
面白さも半減してしまうという・・・
シーズン3が始まって、第五回目は、
ミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」が題材ですが↓
グリー部のメンバーが、数々の名曲を披露してくれるので、
これをより楽しむ為に、「ウエストサイド・ストーリー」を
もう一度お勉強してみたいと思います
以下は英語版 wikipedia から。
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West Side Story is an American musical with a book by Arthur Laurents, music by Leonard Bernstein, lyrics by Stephen Sondheim, and conception and choreography by Jerome Robbins. It was inspired by William Shakespeare's play Romeo and Juliet.
「ウエストサイド・ストーリー」はアーサー・ローレンス脚本、レナード・バーンスタイン音楽、スティーブン・ソンドハイム歌詞、そしてジェローム・ロビンスが構想と振り付けをした、アメリカのミュージカルである。ウィリアム・シェイクスピアの劇「ロミオとジュリエット」に着想を得ている。
The story is set in the East 40s and West 50s of the Upper West Side neighborhood in New York City in the mid-1950s, an ethnic, blue-collar neighborhood.
ストーリーは1950年代のニューヨークの、アッパー・ウエスト・サイドにある、東40番街地と西50番街地近辺が舞台となっている。移民労働者たちの居住地区である。
The musical explores the rivalry between the Jets and the Sharks, two teenage street gangs of different ethnic backgrounds.
このミュージカルでは、異なる民族的背景を持つ、二つの10代のストリート・ギャング団・ジェット団とシャーク団の間の抗争を描く。
The members of the Sharks from Puerto Rico are taunted by the Jets, a Polish-American working-class group.
シャーク団のメンバーはプエルトリコからの移民であり、ポーランド系アメリカ人労働者のグループであるジェット団に挑発される。
The young protagonist, Tony, one of the Jets, falls in love with Maria, the sister of Bernardo, the leader of the Sharks.
若き主人公であるトニーは、ジェット団のメンバーであり、シャーク団のリーダーであるベルナルドの妹・マリアと恋に落ちる。
The dark theme, sophisticated music, extended dance scenes, and focus on social problems marked a turning point in American musical theatre.
暗いテーマ、洗練された音楽、長いダンス・シーン、そして社会問題を題材としたことで、アメリカのミュージカルの転換点となった。
The original 1957 Broadway production, directed and choreographed by Jerome Robbins and produced by Robert E. Griffith and Harold Prince, marked Sondheim's Broadway debut.
オリジナルの1957年ブロードウェイ版は、ジェローム・ロビンスによって監督・振り付けされ、ロバート・E・グリフィスとハロルド・プリンスが制作し、ソンドハイムのブロードウェイでのデビューとなった。
It ran for 732 performances before going on tour.
ツアーに出る前に、732回上演された。
The play spawned an innovative 1961 musical film of the same name, directed by Robert Wise and Robbins, starring Natalie Wood, Richard Beymer, Rita Moreno, George Chakiris and Russ Tamblyn. The film won ten Academy Awards out of eleven nominations, including Best Picture.
このミュージカル劇は1961年、同じ名前の革新的なミュージカル映画となった。ロバート・ワイズとロビンスが監督し、出演はナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、リタ・モレノ、ジョージ・チャキリス、そしてラス・タンブリン。この映画は最優秀作品賞と含む11部門でノミネートされ、10個のアカデミー賞を受賞した。
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ということです。
言わずと知れたミュージカル、そしてミュージカル映画の名作ですが、
改めてこう見ると、何と音楽がバーンスタイン!!
一度聞いたら忘れられない、数々の名曲は、
バーンスタインの書いたものだったのですね。
以下映画版「ウエストサイド・ストーリー」から、
「グリー」でカバーされた名曲を見ていきたいと思います。
Tonight は「グリー」バージョンでは、
マリア:ナタリー・ウッド → レイチェル(リア・ミシェル)
トニー:リチャード・ベイマー → ブレイン(ダレン・クリス)
でした。
America は 「グリー」では、
アニタ:リタ・モレノ → サンタナ (ナヤ・リベラ)
ベルナルド:ジョージ・チャキリス → パック (マーク・サリング)
cool は舞台版と映画版では歌う人が違っていて、
「グリー」では舞台と同じく、リフが歌うことになっています。
映画:アイス(タッカー・スミス)
舞台:リフ → マイケル・チャン (ハリー・シャム・ジュニア)
somewhere は、「グリー」では
レイチェルがトニーのパート、
シェルビー先生がマリアのパートでデュエットしていましたね
One hand, one heart は「グリー」では、最後に感動的に歌われていました。
これは個人的に、「グリー」版の方が好きです
しかしこの、オリジナルの「ウエストサイド・ストーリー」の映画版、
歌は全て吹き替え、というオチが
全部演技もして、歌って、踊って、という「グリー」メンバーは、
やっぱりすごいということですね
というわけで、本日は「グリー」の元ネタミュージカルを
お勉強してみました
元ネタが分かってもう一度見ると、これがこうなる、というのが分かって、
倍楽しめるかもしれません
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コメント
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ウエストサイド物語、名作ですよね。
歌の吹き替えの件ですが、ベルナルド役のジョージ・チャキリスは自分で歌っています。アニタは一部吹き替えです。
アイスも確か自分で歌っていたと思います。
投稿: suzu | 2017年2月 1日 (水) 09時28分