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2013年3月10日 (日)

英国王のスピーチ (5)

本日も引き続き、

2011年アカデミー賞主要4部門制覇

英国王のスピーチ

 (原題:King's Speech)

英国王のスピーチ スタンダード・エディション [DVD]

を見ていきたいと思います。

この映画の見どころは何と言っても

豪華俳優陣の演技の競演なのですが、

映画全体的に、変わったアングルで撮られている箇所が多く、

それも118分画面を見続けても飽きないポイントの一つかもしれません。

基本的に室内劇ですが、カット割りが絶妙で、

小さな空間に押し込められた感じや、

退屈さを感じさせる瞬間はほとんど無いと言っても

過言ではありません

これも、トム・フーパー監督の力量を感じさせるポイントですね

さて、映画の続きです。

父王の後を継いで、王位に上った兄デイヴィッド(ガイ・ピアース)。

しかし、エドワード8世となっても、

離婚歴のある既婚者・シンプソン夫人との関係を続け、

王としての仕事もないがしろ・・・

ある日パーティに招かれたアルバート王子は話をしようとします。

Albert: David, I've been trying to see you.  デイヴィッド、 会おうとしてたんだ。

David: I've been terribly busy.   すごく忙しかったんだ。

A: Doing what?     何をして?

D: Kinging.    王の仕事で。

この「kinging」という表現はおかしくて、くすっと笑ってしまいました。

「kingすること」、「王様をすること」なのですが、

デイヴィッドが王の職務を軽くとらえていることが、

この一言からもよく分かるようになっています

そんな兄に、アルバートはきちんと職務を果たすよう忠告します。

Albert: I don't care what woman you carry on with the night, as long as you show up for duty in the morning.

    ちゃんと朝に公務に現れれば、どんな女と夜に遊んでも気にしない。

でも、こうしたアルバートの必死の訴えにも、デイヴィッドは耳を貸しません。

逆に、自分の王位を狙っているのか、と彼の吃音をからかって言い返してきます。

この兄の意地悪に、吃音のために一言も言い返せなかったアルバート。

再びライオネル・ローグ先生(ジェフリー・ラッシュ)のオフィスを訪ね、

兄に言葉が出なかったことをぼやきます。するとローグ先生は、

Lionel: Why you stammer so much more with David than you ever do with me?

   なぜ自分と話すよりも、デイヴィッドに対してはそんなに吃音が出るのかね?

Albert: Because you are paid for the bloody lesson.

   君にはレッスンのために金を払っているから。 

L: Bartie, I'm not your Geisha girl.

   バーティ、私は君の「ゲイシャ・ガール」じゃないんだ。

この「ゲイシャ・ガール」という言い方は面白くて、

コリン・ファースも授賞式などでジェフリー・ラッシュのことを

「ゲイシャ・ガール」とふざけて呼んでいたそうです

日本人としても、まさかこんなところで「芸者」が引き合いにだされるとは、

とびっくりするところですね

このあと、兄がこのままだと退位して、自分が王位につかねばならない、

という不安を告白するアルバート。

そんな彼に、ライオネルはつい、王位につくことをすすめてしまって、

その事態を一番恐れているアルバートの怒りに触れ、

二人は絶交状態になってしまいます

しかし、アルバートの思惑をよそに、ついにデイヴィッドは王位から退き、

アルバート王子がジョージ6世として即位する日が来てしまうのです。

ほとんど顔面蒼白状態で、即位式にのぞんだアルバート。

ここらへんも、本当にコリン・ファースうまい!!

本当に嫌で、やりたくないのに、みんなに王に仕立てられてしまった・・・

という絶望感がひしひしと伝わってきます。

そして、やっと帰宅した彼に、娘たち(のちのエリザベス女王と妹)が

Your majesty.    国王陛下。

と呼びかけます。

Your majesty は、統治者たる王にのみ使われる呼びかけ。

それまで使われていた

 Your royal highness.  殿下  

は、王族に対しての呼びかけですので、アルバートはここでも

自分が王となった、ということを実感する場面になっています。

こういったすべてのことに、耐え難かったアルバートは、

夜、妻と二人になった時に、ついに本当の気持ちを吐き出します。

  I believe it's a big mistake.   これは大きな間違いだ。

    I'm not a king, I'm naval officer, I'm not a king, not a king…

      私は王じゃない、私は海軍将校だ、王じゃない、王じゃない・・・

このシーン、本当にこの映画を代表する場面となっています。

コリン・ファースと、ヘレナ・ボナム・カーターの演技が、

本当にすばらしい

さて、この後、アルバート王子改めジョージ6世は、

王の職務という難関に、ローグ先生の助けを借りながら

果敢に挑んでいくことになるのですが、

この後は映画もクライマックスへと差し掛かるので、

続きはぜひぜひ、実際の映画で見ていただきたいなと思います。

  ↑ Because I have a voice !!  「私には声があるからだ!」 は

   この映画を代表するセリフ。映画の最大の山場で出てきます

私も今回映画を見て、予告編で思っていた以上に面白かった!

というのが正直な感想です。

主演のコリン・ファースもやはりオスカーに値する名演技だったと思いますし、

ヘレナ・ボナム・カーターも、決して出すぎずに、でも心配もしながら

悩み多き王を支える妻の気持ちを、ほとんど目の動きだけでも

十分に見る側に伝えてくれました。ブラボー!

そして・・・

もちろんコリン・ファースヘレナ・ボナム・カーターも素晴らしかったのですが、

観終わって一番印象に残ったのは、なんといっても

ジェフリー・ラッシュ!!

とにかく、圧倒的な存在感

奇妙な先生なんだけど、人間味あふれる人柄で、

閉ざされていた王子の心にじわじわと入り込み、

絶対的な信頼を勝ち得ていく様子を描いていくのは、

やはり名優ジェフリー・ラッシュの演技があってこそ

私はコリン・ファースが大好きですが、

    *コリン・ファースがオスカーを獲ったときの記事に、その理由が

   コリン・ファースの授賞式の様子もこちらからどうぞ

ジェフリー・ラッシュとの二人の場面になってしまうと、

やはりどうしてもジェフリー・ラッシュのほうに目が行ってしまう、

という現象がありました

映画全体に重みと説得力を与えているのが、

ジェフリー・ラッシュだと思います

でも、彼はこれでオスカー獲れなかったんですよね、

なんででしょう??

まあ、一回とってるからかな?

ともかく、オスカーを受賞したコリン・ファースだけでなく、

ジェフリー・ラッシュヘレナ・ボナム・カーターも、

間違いなくオスカー級の演技を披露してくれています。

まだ観ていない方は、ぜひ名演技合戦をご覧ください

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