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2010年9月20日 (月)

「正しい知識を持った」(enlightened)-『グラン・トリノ』(5)

引き続き『グラン・トリノ』(”Gran Trino”)より

↓ジェイミー・カラムの歌う、『グラン・トリノ』の主題歌(ライブ)。何度聞いても泣けます。

ウォルトの隣に住む、
モン族の一家。
ウォルトは得体の知れない連中だと思って
毛嫌いをしてきました。
しかし。
偶然が重なっていき、
ウォルトと彼らの間には
深いつながりが出来ていきます。

タオをギャングから助けてやった数日後・・・

今度は、姉のスーが
街のギャングたちにからまれているところに、
ウォルトは偶然通りかかります。

人種差別的ですが、
正義感でもあるウォルト。
いかにもタチの悪そうなギャングたちに
毅然と立ち向かい、
スーを自分の車に乗せて、
無事救出してやります。

この車の中で、
初めてウォルトは
スーとゆっくり話をします。

しかし、この時まで、
スーたちのことをよく知らなかったウォルト。
スーたちは、
モン族(Hmongs)
なのですが、
ハモン族(Humongs)
と言い間違えてしまいます。

その間違いをスーに指摘され、
ウォルトは慌てて
「モン族(Hmong)」
と言いなおすのですが、
それを聞いたスーは、
“Wow! You’re so enlightened!”
「わあ~、あなたはとっても正しい知識を持っているのね!」
と、からかって笑います。

ここでスーの使っている
“enlightened”

「正しい知識を持った」「物の分かった」
という意味ですが、
難しく言うと
「啓蒙(けいもう)された」
です。
「無知な人民を知識の光で照らして導く」
のが「啓蒙(けいもう)」。
“enlightment"
と言えば、これは歴史の教科書でもならった
18世紀ヨーロッパの啓蒙思想のこと。

つまり、スーは、
ウォルトのモン族に対する知識が増えたことを、
こんな仰々しい表現で、からかっているのです。
「あなたは無知蒙昧であったが、
いまや啓蒙されて正しく”モン族“という事ができるのだ!」

といったところ。
スーが賢くて、頭の回転が速い娘である、
ということが、この切り返しで分かるわけですね。

スーはウォルトがモン族のことをまったく知らず、
しかも若干差別的に思っていることに気付きながらも、
怒らずに明るく、自分たちのことを教えてあげます。

ベトナム戦争で、
アメリカ側について戦っていたモン族は、
アメリカ軍の撤退の後、
共産党政権に迫害され、
アメリカに逃れて来たということを。

そうだったのか・・・

私も、モン族について、
この映画を見るまで知りませんでした。
私もスーに教えてもらって、
“enlightened”
したようです!

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